罪と罰
2000年12月27日光ったナイフが
あたしをもっと 深くきる
左腕に 開いた傷は
あたしがのぞくと無気味に笑う
その痕を消そうと
あたしはナイフでえぐりとる
したたるものは色彩をもたずに
床を腐らせ 大地を枯らせる
あたしは死ぬことも許されず
そんな腕をえぐりながら
あたしが殺したものたちの声
許されない罪を
いつまでも背負って歩く――
あたしをもっと 深くきる
左腕に 開いた傷は
あたしがのぞくと無気味に笑う
その痕を消そうと
あたしはナイフでえぐりとる
したたるものは色彩をもたずに
床を腐らせ 大地を枯らせる
あたしは死ぬことも許されず
そんな腕をえぐりながら
あたしが殺したものたちの声
許されない罪を
いつまでも背負って歩く――
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